六甲ラグビークリニック2016(特別講師:RUGBY WORLD CUP 2015 日本代表 廣瀬俊朗選手)

六甲ラグビークリニック2016
~totoスポーツ振興くじ助成事業~
2016年 2月28日(日)
・六甲学院中高グラウンド(神戸市東灘区)
・主催~NPO法人六甲クラブ
・参加チーム
  六甲中・高校
  兵庫県ラグビースクール
  姫路ラグビースクール
  西宮甲東ジュニアラグビークラブ
  個人参加の各スクール生
  合計約100名が参加
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「皆さんこんにちは! “エディ―日本の精神的支柱”を前に、少し緊張気味の生徒たちを前に、大阪出身の廣瀬選手は優しく関西弁で語りかけます。まずはアップからスタート。石川安彦さん(日川高→早大→東芝府中→三洋→釜石SW)のリードで参加生徒をいくつかのグループに分かれて、廣瀬選手、六甲クラブのサポートメンバーもそれに混じります。
笑顔の中にもコミュニケーションの取り方、リアクション、身体の使い方にポイントをおき5~6種類の動きをこなしていきます。次々と種目が変わる中、生徒たちの集中力も増してきます。

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 その後は各年代に分かれて
 ・2対1
 ・3対2
 ・ストレートラン
 ・3対2~からのブレイクダウン
などのスキルをこなしていきます。各グループに、六甲クラブのメンバーが2・3人ついて指導。廣瀬選手はグループを回りながら動きに入ったり、ポイントをコーチしていきます。
「ラグビーって、考えれば考えるほど楽しくなるスポーツ。ただ練習をこなすんじゃなくて、自然と考えるクセを付けていくと絶対に上手くなる」
項目ごとに廣瀬選手は全体を集めて、ランダムに生徒の意見を求めていきます。中にはあまりにも的確すぎる小学生のコメントにビックリして目を丸くする一場面も。
「声を出す重要さ」「コミュニケーションの大切さ」「まっすぐ走ること」「パスを放る場面」廣瀬選手のコーチをみるみる吸収していく生徒たち。
「うわッナイスプレー!。初めのころより全然よくなっている」と廣瀬選手も目を細めていました。
最期は3つのグループに分けてのタッチフット。
・タッチした人+一人は自陣のゴールまで走る
・タッチされた人は寝る、二人に目がボールを動かす
 ポイントを意識しながら選手たちは白熱したプレーを繰り返します。

そして、エディ―ジョーンズはじめ30人の桜の戦士すべてからリスペクトされた「The・Captain」廣瀬俊朗選手を迎えてのクリニックは、六甲中・高校の教室に場所を変えて続きます。

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初めは六甲クラブ理事長・中島誠一郎(96年度早大ラグビー部主務)とのトークショー形式で、W杯でのエピソードや、自分が中・高校時代はどんな生活をしていたのか興味深く話してくれました。
まずは普段の練習でのアドバイス。
「教えられたことを、思い込みすぎないこと。他にやることはないか、考えるクセをつけていくこと」
普段のコーチや監督の指導にも考え方をプラスすることで、プレー面も精神面も上達していくことを話してくれました。
大阪どころか全国屈指の公立進学校でもある北野高校から慶大理工学部、東芝に進んだ廣瀬選手。文字通りの「文武両道」を歩んできた学生時代がどんな生活を送ってきたのか?
「中学2年生くらいの頃まではチャランポランでしたね(苦笑)。それでも(祖父の出身校でもる)『北野高校に入る!北野でラグビーする!』という目標を立ててからやる気が出てきました」
休日にはナント10時間も勉強してたそうです!
「朝6時に起床して1時間くらい予習。朝食とってから行きの電車で勉強、学校の授業は予習ができてるから、知らないことを集中して聞きました。部活終わって復習」
 そんな毎日を過ごしていたんだそうです。聞いていた数人の六甲メンバーは自分の学生時代を思い返し、「絶対無理ッ!」と脱帽していました。
「でも毎日上手くいかないです。それでも続ける姿勢が大事やと思います。10時間目標にやってできなくても、8時間はできる。自分が決めたことを貫いてやることが大事ですね」「同時に切り替えることも大切ですね。僕も勉強がなかなかはかどらない時には、夜中走りに行ってまた勉強するとかしてました」 

学生時代の経験を興味深く聞いていた参加生徒たち。次は高校、大学、東芝、日本代表と主将を歴任してきた中での岐点が、東芝ブレイブルーパス主将に就任した時のようです。
「高校や大学までは、プレーで引っ張るとかで行けたんですが、東芝に入ると、僕より上手くて強い選手や、外国人選手、年上の選手を上手くまとめていく経験がプラスになりました」。
 廣瀬さんは、2010年、冨岡鉄平さんから主将を引き継ぎました。
「冨岡さんは本当にすごく、カリスマ的な存在だったので、最初の1年目は“冨岡さんスタイル”でやったんだけど、上手くいかなくて…。そのシーズンの総括を話し合う時に、仲間からも『リーダーがいなかった』みたいな意見をもらって。そこからですね。人のマネをするんではなく、自分を見つめ直して、周りの意見を色々聞きながら、自分らしさを出していこうと。」仲間を信頼して、仲間の心も考えて、チームを作っていく。大学、社会人、日本代表で培われたキャプテンシーの経験談はラグビーだけではなく、普段の生活にも大いに役立つはずです。

次はお待ちかねの質問コーナーに…。
●-好きな女性のタイプは?
「(これまでチョットまじめなラグビートークの後で)いきなりなんやねん?笑。ん~肌がきれいで唇プニプニの人がいいね。石原さとみさんとかね。」
●ーいい主将とは何か?
「自分らしいこと。自分らしさを持つこと。仲間を信頼すること。最初から『お前はアカンから…』という話し方をするのではなく、褒めることは褒めて「でもここは…」という話し方でコミュニケーションを取っていけば、向こうも自分を信頼してくれるし、それがチームになっていく」
 保護者の方からの質問にも、悩みながらも自分の例を例えてコメントしてました。
●今年を漢字で表すと…(まだ2月が終わったばかりなんですが)
「今の気持ちやね。このあいだ辞めたばっかりやからね」
2月24日に引退発表したばかりの廣瀬さんは黒板に
「完」
の文字を書きました。
「日本ラグビーの歴史を変える。日本代表の選手たちが憧れの存在になる。試合でのスタンドが満員になる。これらの目標が実現できた。本当にうれしいし満足してます。最高のラグビー人生でした」。
と、晴れ晴れとした笑顔で語ってくれました。
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最後に、廣瀬さんから生徒たちにサプライズプレゼント。東芝のラグパンやグッズなどをジャンケゲームで決めていきます。
サプライズとして、参加者を代表して六甲中・高校ラグビー部キャプテンが、「現役生活お疲れ様でした!」と花束を贈り、会場は大拍手に包まれました。
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予想していなかった?廣瀬さんも「本当にありがとうございます。選手生活は終わりますが、今後もこうしたラグビーの普及活動に携わっていきたいし、ラグビー選手の環境をよりよくするために「選手会」を立ち上げる動きもしていますし、ビジネスやあらゆる場面で世界でいろんなことを学んでいきたい。またみんなとも会える日を楽しみにしています!」と、これからの意気込みを語ってくれました。
楽しいひと時はあっという間に過ぎましたが、生徒たちが廣瀬さんから吸収したものはとても大きいと思います。
廣瀬さん本当にありがとうございました。
参加された生徒の皆様、学校関係者・スクール関係者、保護者の皆様ありがとうございました。
六甲クラブは今後ともこうした地域貢献活動を続けてまいります。

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六甲ラグビークリニック2014(特別講師:日本代表・五郎丸 歩 選手)

六甲ラグビークリニック
~totoスポーツ振興くじ助成事業~
2014年 3月21日(祝) 15:00~18:00
・灘中学校グラウンド(神戸市東灘区) 
・主催~NPO法人六甲クラブ
・協賛~(株)明治
・参加チーム
  灘中・高校
  甲南中・高校
  六甲中・高校
  関西学院中等部
  報徳学園中学
  芦屋ラグビースクール
  6チーム120名が参加
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全体集合にて六甲クラブメンバーより当日の流れを説明した後、本日の特別講師・五郎丸歩氏(日本代表・佐賀工→早大→ヤマハ発動機ジュビロ)をご紹介し、会場のボルテージは一気にアップ!
120名が6つのグループに分かれてクリニックがスタートしました。

・2対1~4対3までの基本練習
・ブレイクダウン(当たり方、ラックの時ポイントなど)
試合のプレーの様子やインタビューから「クール」なイメージが強い五郎丸選手ですが、いざ始まると、自ら選手の中に入り、プレーをしながらわかりやすくポイントを説明していきます。
特にブレイクダウン時の2人目のサポート場面での「肩の入れ方」
ただやみくもにサポートするだけでなく肩の向き、当たる方向を意識することを強調してました。

その後はクリニック内容を生かしての対抗タッチフット。チームの区別をするために上半身裸になったチームもありましたが、風にも負けずに激しく走り回りました。

終わりに各チーム対抗のゴールキック対決。五郎丸選手もハーフラインからの「50㍍PG」のデモンストレーション!
生徒たちの目の前で、あの視線を先に見据えるいつものコンバージョンのルーティンが行われました。
目の前で迫力あるコンバージョンに参加者一同は大感動でした

実技の後は、会場を教室に移してのトークショー。
参加者は以下の通り。
・五郎丸歩選手
・石川安彦氏(フィールド・オブ・ドリームス所属・早大→東芝府中→イングランド→三洋→釜石SW)
・六甲クラブ部長・中島誠一郎
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トークショーでは日本代表の練習内容など具体的な話をしていただきました。
・日本代表は1日4回練習している。1回の練習スタートは早朝5時30分!
・これは「ヘッドスタート」と呼ばれ、世界中のどの国よりも速くスタートしようという意味が込められている。
・1日の中で「スリープ」という時間があって、必ず寝ないといけないが、起きた時は朝なのか夕方なのかわからない時があるそうです。
 
特に生徒たちに強調していたのは「一貫性を持つ」ということでした。
・ラグビーの練習だけでなく、生活すべて、練習、トレーニング、食事、睡眠に一貫性を持つこと
・エディーHCによく言われているそうです。

・「激しさを持つこと」~やられたらやり返す、負けん気も大事。そこがラグビーの楽しいところであり、大切な仲間を得ることが魅力だそうです。
・「準備の大切さ」~試合前のアップだけでなく、前夜、当時の食事や散歩から勝負は始まっている。

最後は五郎丸選手からサイン入りジャージとスパイクのサプライズプレゼント。
じゃんけん大会から幸運な4名がレアなグッズを獲得しました!
参加生徒を代表して、灘中学の主将があいさつ
「五郎丸さんは我々の憧れです。ワールドカップ応援しているので頑張って下さい」とエールを送りました。
その後、協賛の(株)明治様より栄養クリニックも実施していただきました。
憧れの五郎丸選手と過ごしたひと時、参加した選手は忘れずにこれからも楕円球に打ち込んでいくことでしょう。
五郎丸選手、本当にありがとうございました。
六甲クラブはこうした地域貢献活動を今後も積極的に行ってまいります。